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上杉鷹山の経営改革(その3)

鷹山は経営改革を進めるにあたって、次のような方針を示した。「財政の建て直しには三つの弊害を正さなければならない。三つの弊害とは、一に制度の弊害、二に物理的な弊害、三に意識の弊害である」。このなかでとくに大切なのは意識改革だと告げた。
(参考:山本七平「指導者の帝王学」):PHP

上杉鷹山の経営改革(その4)

上杉家は非常に多くの武士を抱えていた。ところが、彼らは何もしておらず、今でいえば社内失業者、ないしは全く不要な人間であった。そこで鷹山はまず、この遊休労働力を生産労働力に転化しなければなないと考えた。そんなとき、江戸の藩邸が火事になった。すぐに建て直さねばならないが、その費用が捻出できない。彼はこの武士たちを運材夫に使うという画期的な方法を試みた。つまり、労働に使ったわけである。
(参考:山本七平「指導者の帝王学」):PHP