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サムライという家系や階級

この階級は当然のことながら、永い間たえず戦いを続けているうちに、最も勇独で最も冒険好きな連中から徴集され、排除の過程が進行するあいだに、臆病柔弱な者は選 えり落とされ、エススン(アメリカの詩人、思想家)の句をかりれば、「全く男性的で、野獣のような力をそなえた荒っぽい種族」だけが生き残って、サムライという家系や階級を形づくった。
(参考:佐藤全弘訳新渡戸稲造「武士道」):教文館

大きな名誉と大きな特権

大きな名誉と大きな特権、またそれに応じて大きな責任を明言するにいたって、彼らはやがて、共通の行動標準の必要を感じた。とりわけ彼らにつねに戦時態勢にあり、またさまざまの民族に属していたからなおのことである。(ちょうど医者が職業上の慣行によって、仲間同士の競争を制限しているのと同じように)
(参考:佐藤全弘訳新渡戸稲造「武士道」):教文館