• 古典に学ぶ
    Classics

義理という権威

この義理という権威が形成されたことは、まことに正しかった。というのも、もし愛が直ちに美徳を行わせることをしないなら、知性に頼らなければならない。つまり、理性が活発に働いて、正しく行動する必要を悟らさねばならない。
(参考:佐藤全弘訳新渡戸稲造「武士道」):教文館

義理は厳しい親方

同じことは他の道徳的責務にも当てはまる。義務がわずらわしくなるとたんに、ただちに正しい道理が介入して、私たちが義務をのがれないようにさせる。このように理解すれば、義理は厳しい親方であって、樺のむちを手にして怠け者を打って、その役割を果たさせるのである。
(参考:佐藤全弘訳新渡戸稲造「武士道」):教文館