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至高の徳

愛、雅量、他者への情愛、同情、憐みは、つねに至高の徳として、すなわち人間の魂のすべての性質中最高のものとして認められてきた。それは、二重の意味において王侯の徳と考えられた。気高い精神の多様な性質の中にあって王侯の徳であった。
(参考:佐藤全弘訳新渡戸稲造「武士道」):教文館

人を治める者の最高の条件は仁

慈悲は王者にその王冠よりもよく似合うとか、慈悲は王芴をふるって行う支配以上であるとかをことばに表わすには、世界の他の人々と同様、おそらく私たちもシェクスピアを必要としたことだろうが、それを感じるにはシェクスピアは全く必要なかった。孔子も孟子も、いくたびとなくくりかえして、人を治める者の最高の必要条件は仁であることを語った。
(参考:佐藤全弘訳新渡戸稲造「武士道」):教文館